オンライン授業をやってみてわかったこと 実践編

オンライン授業をやってみてわかったこと 実践編

オンデマンド型 2020年4月21日更新
履修予定140人のオンライン授業がスタートしました。授業のポータルサイトに第1回目の資料とレポート課題を提示しました。始まったばかりで学生側のネット環境も把握できないため、課題の提出期限は5月連休明けにしました。

また、他大学と同様、授業初日は教務システムやポータルサイトへのアクセスが集中し、つながりにくい状態となりました。つながらないと学生も不安になるので、授業内容についてメールで問い合わせがありました。

接続状況が今後どの程度回復するかわからないのと、学生の不安を軽減するためにも提出期限に余裕を持たせたのは良かったと思います。

まだ授業が始まったばかりですが、オンデマンド型授業を行う注意点として、以下のことが重要だと思いました。

1.授業が始まる前に教員への連絡手段を学生に明示する。
2.課題提出は翌週とせず、2週間後とするなど余裕を持たせる。

この2点は基本的な注意点だと認識しました。

同時双方向型 2020年4月22日更新
3、4回生ゼミで使用しました。接続数はそれぞれ15名です。

ゼミ生はみな優秀で初回から全員が接続することができました。既に経験者も多数いたことから、Zoomは既に学生に浸透しており、すぐにでも授業で使用できると感じました。

私は自宅からWiFiで行いましたが、少人数だったこともあり、音声や動画の遅延等はありませんでした。Teamsは100人以上が参加できますが、画面に映せるのが4人まで(自分を入れて5人)です。
ゼミのように顔を見ながら進める授業では全員の表情が確認できるZoomの方が適していると思います。

Zoomで授業を行う際、参加者は全員一旦ミュートにして、発言するときだけマイクをONにするのが良いとネットで書かれていましたが、15名程度であれば全員ONにしてもハウリングや遅延は起こりませんでした。
マイクをOFFにすると自然な笑い声や相槌が聞こえなくなり、距離感が遠くなりますので、全員マイクONで行っても良いと感じました。

使用を継続し、課題等を検証していきたいと思います。

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