HSC/HSP家族の会

勉強会、活動報告等

第14回HSC勉強会 2025年4月26日
2025年4月26日(土)10:00-12:00に第14回HSC勉強会をZoomで開催します。

今回はらんぷ訪問看護ステーション・Lamp心理相談所の兒玉幸子先生(公認心理師)に「感覚の困りごとと心のケア」をテーマにご講演いただきます。ご興味のある方は是非ご参加ください。

応募締め切りは4月19日(土)17:00です。

第14回HSC勉強会募集チラシ


〒662-0827 兵庫県西宮市岡田山7‐54
関西学院大学教育学部 松井学洋研究室事務局
Tel: 0798-52-4416
Email: kg.gm.lab★gmail.com
※メールアドレスは@マークを★に変えてあります。

2025年度のHSC勉強会開催予定
2025年度は以下の開催予定です。Zoomで開催しますので、皆さん気軽にご参加ください。
参加費無料です。
※10-12時、10:00-11:00 講演+質疑応答、11:00-12:00 グループトーク。
 テーマは変更の可能性あり。

4月26日(土)感覚の困りごとと心のケア
7月19日(日)HSCを育てている保護者からの話
10月18日(土)学校でのHSCへの支援
1月24日(土)HSC当事者の話

来年度も当事者の学生から、日常生活や学校で苦労したこと、保護者や先生の対応で困ったこと・良かったこと、当事者、保護者に伝えたいことを話してもらいます。
グループトークでは、HSCの子ども達にどのように関われば良いか、皆さんと意見交換を行いたいと思います。
7月か10月に対面で開催してみようかなと考えたりもしています。

概ね2か月前を目途に募集案内をHP、SNSにアップしますので、今年もよろしくお願いいたします。


第13回HSC勉強会 開催報告 2025年1月25日
今回は保護者14名、支援者4名、当事者3名、学生3名、その他2名の計26名にご参加いただきました。
今回は初参加の方が多かったです。皆さんお忙しいなか、ありがとうございます。


今回の勉強会はHSC/HSP当事者の学生2名から、子どもの頃の特徴と認識したきっかけ、日常生活で苦労したこと、学校生活で苦労したこと、保護者や先生の対応で困ったこと良かったこと、当事者、保護者に伝えたいことを話してもらいました。

2人とも子どもの頃からHSCの特性が見られ、感覚の敏感さ、非常に強い共感性、深く考え過ぎる、緊張し過ぎる、人の顔色を伺う、誰かが怒っているとひといちばい落ち込むなどの話がありました。

親や先生の対応で良かったこととして、「じっくり話を聞いてもらえる」、「長所を褒めてくれる」、「話を全部聞いた上で『大丈夫』と安心させてくれる」を挙げてくれました。

また、保護者に伝えたいこととして、「気持ちに共感して受け止めて欲しい」、「外では常に緊張して疲れているので、家でゆっくり安心できる環境がありがたい」、「子どもにとって家族の笑顔は一番の『安心』になる」、「あまり心配しすぎず『これもうちの子!』と肩の力を抜いて、お子さんと関わってみて欲しい」など、とても参考になるアドバイスがありました。

当事者に対しても、一人ではないこと、自分の良い所に目を向ける、1つでも自分の良さや自信を持てる部分を見つけて欲しいと伝えてくれました。

2人とも日常生活のなかでは、とても繊細で敏感なのだと思います。苦労していることもあると思いますが、話してくれた内容は決して自分語りで終わるのではなく、HSC勉強会に参加している保護者や当事者を念頭に少しでも役に立てればという思いがよく伝わりました。
それこそが、HSC/HSPの長所である真面目さと誠実さなのではないかと思います。

また、自分を客観視できることもHSC/HSPの長所だと思います。
本人たちの努力もあったと思いますが、やはり子どもを信じて共感的に関わってこられた保護者の存在も大きいと感じました。

とても参考になる素晴らしい発表をしてくれた学生に心から感謝いたします。

後半はグループトークを行いました。
今回も2名の先生にファシリテーターとしてご協力いただきました。

福岡女学院看護大学 児玉豊彦先生
京都女子大学 中井靖先生

就学前から小学校までの子どもを持つ保護者から、園や学校の環境に慣れるまでに時間がかかること、宿泊行事の心配、不登校中の子どもへの関わり方などを話しました。

HSCの優しさに救われることもありますが、親はこのままで大丈夫かと心配になるものです。
HSCにとって家が安心できる場所であることはとても重要なことで、そのためには保護者が安定していることが大切です。
しかし、親も人間なので強い不安を感じたり、心配になることは当然あります。
そういった悩みや不安を吐き出せる場所と見通しが立てる場所が必要だと思います。

HSCの子育てについて一緒に考えていければ嬉しいので、で悩んでいる方がいらっしゃれば、どうぞ気軽に参加してください。

次回は2025年4月を予定しています。
4月はいつも通り、HSCの理解と支援をテーマに私自身のHSPの特徴と特性との付き合い方をお話してみようかなと考えています。

2か月前を目途に募集案内をアップしますので、ご興味のある方はご参加ください。

松井学洋

第12回HSC勉強会 開催報告 2024年10月12日
今回は保護者12名、教員・支援者9名、当事者1名、学生1名、その他1名の計24名にご参加いただきました。
皆さんご参加ありがとうございます。


今回の勉強会では小学校の元校長先生に、敏感で繊細な特徴を持つ子どもへの学校での対応、学校への相談の仕方、不登校や行き渋りの際の家庭での対応についてお話していただきました。

学校が組織として、どのような方針で子どもと関わっているのか、私達はなかなか知る機会がありません。
その点について詳しく教えていただきました。

学校で子どもを支えていくためには、保護者と教員の共通理解が大切です。
一つの例ではありますが、先生方がどういう考え方で子どもと接しているのかを知ることができて良かったと思います。

学校に相談してみよう、先生に自分の子どものことを話してみよう、という気持ちを後押ししてくれるお話でした。

次にHSCの学校での基本的な対応についてお話がありました。
対応の方針はある程度共通しているところだと思います。
大切なのは「どんな子どもでも受け入れる」という先生の姿勢ではないかと感じました。

長い経験も必要だと思いますが、熱心で素晴らしい先生は「子どもを選ばない」という点が共通していると思います。

後半はグループトークを行いました。
学校とのやり取りでの悩み、学校に行けない時の家での関わり、学校以外の学びの場、保護者の気持ちの保ち方について共有しました。

今回も神戸教育短期大学の中塚志麻先生福岡女学院看護大学の児玉豊彦先生にご協力いただきました。
いつも本当にありがとうございます。

毎回あっという間に過ぎてしまい、十分な時間が取れず申し訳ありません。
これまでZoomで開催してきましたが、やはり一度皆さんと対面でお会いしてお話ししたいと思いました。
来年には開催できるように準備しています。

次回は1月25日を予定しています。
また日が近づきましたら案内をアップしますので、是非ご参加ください。

松井学洋

第11回HSC勉強会 開催報告 2024年7月20日
今回は保護者17名、支援者2名、学生7名の計26名にご参加いただきました。
お忙しいなか皆さんご参加ありがとうございます。


今回はまず最初に、実際にHSCの子育てをされている保護者から、子どもの特徴と普段の関わり方、日常生活や学校生活の様子、保護者が望む支援についてお話していただきました。

人の機嫌や音などの感覚に敏感な特徴や不登校での生活について丁寧にお話していただきました。
集団生活である学校生活において、学校とのやり取りの難しさ、担任の先生が子どもに与える影響の大きさを感じました。
また、HSCに関して「環境が良ければ問題はでてこない」という言葉が非常に共感できました。

お子さんのありのままを受け止め、その上で子どもに何ができるか、自分がどうあるべきかを考えていらっしゃる姿に心から尊敬しました。
大変貴重なお話をありがとうございました。

次にHSP当事者の学生から、HSCと気付いたきっかけや、保護者や先生の対応で困ったこと、良かったことを話してもらいました。

大学生になってSNSや授業を通してHSPを知り、自分の特性に気付いたことを話してくれました。
また、学校生活で苦労したこととして、授業中の発表やグループワークが苦手なこと、人の悪口を聞くこと、怒られている人を見ることが辛かったと言っていました。
学校の先生の対応については、急かしたり、贔屓する先生への困り感が強く、肯定的に評価してくれる先生や誰にでも平等に接してくれる先生が良かったと話してくれました。

保護者へのメッセージとして、HSCについて知ってくれていること自体が心強いこと、温かく見守ってくれることの安心感について話してくれました。

子どもを支えていくためには、やはり保護者を支えていく必要があることを改めて感じました。
公的に相談できる場所以外で、気軽にHSCや子育てについて雑談できる場所が必要なのだと思います。
いつも思いますが、HSC勉強会がそのような場所の一つになればと願っています。

今回は質疑応答に時間を取り、グループトークは行いませんでしたが、神戸教育短期大学の中塚志麻先生、公認心理師の兒玉幸子先生、的確で温かいご助言をいただきありがとうございました。

次回以降は10月12日(土)、1月25日(土)を予定しています。

小学校とのやり取りに悩まれる方が多いと思いますので、以前お話いただいた元小学校の校長先生に、学校での敏感な子ども達への関わり方や学校とのやり取りの仕方についてお話してもらおうと思っています。

2か月前を目途に募集案内をアップしますので、ご興味のある方はご参加ください。

松井学洋

第10回HSC勉強会 開催報告 2024年4月20日
今回は保護者18名、支援者2名、学生5名、当事者1名の計26名にご参加いただきました。
お忙しいなか皆さんご参加ありがとうございます。


今回はHSP当事者として、主催の松井から自分自身の子どもの頃の特徴、日常生活や学校生活で苦労したこと、家族の対応で困ったこと・良かったこと、社会生活を営む上での繊細さとの付き合い方をお話させていただきました。

HSPの特徴はいろいろありますが、子どもの頃と思春期以降では本人の困り感が異なると感じています。

子どもの頃(HSC)の特徴で最も強く出ていたのは「過剰に刺激を受けやすい」という敏感さです。
私は首がチクチクするためセーターが着れませんでしたし、人の大きな声や周囲の雑音が苦手でした。
履き心地が変わるのが嫌でボロボロになるまで同じ靴を履き続けていました。
感覚刺激に対する敏感さが強く出ていたと思います。

次に強く現れていた特徴が、「共感性が強く動揺しやすい」ことでした。
映画やアニメで登場人物が窮地に陥るようなシーンは見ることができず、部屋から飛び出していました。
また、親に怒られたり、先生から少し注意されただけで涙が出ていました。
とにかく「よく泣く」と言われていました。

一方、思春期以降は深く考えてしまう特徴が、対人関係において繊細さとして現れていると感じています。

HSC、HSPの特性を持つ人が生きやすくなる一つの方法は、自分の特性を受け入れることだと思います。
受け入れるというのは、自分の特性を否定して無理に周りと合わせることではなく、自分の特性とうまく付き合っていくことだと思います。

その付き合い方をたくさんの人達と共有できれば良いと思っています。
子どもがHSCでも何となると思っていただけると嬉しいです。

後半はグループトークを行いました。
今回は2名の先生にファシリテーターとしてご協力いただきました。

神戸教育短期大学 中塚志麻先生
福岡女学院看護大学 児玉豊彦先生

今回は保護者の方もHSPで、子どももHSCの特徴を持っていて、子どもにどう関われば良いか、というお話がありました。
また、学校や園の先生に子どものことをどのようにして理解してもらうか、先生方とのやり取りについても話がありました。

次回は2024年7月20日(土)を予定しています。
学生に話してもらうのと、実際にHSCの特徴を持つ子どもを育てていらっしゃる保護者にお話していただこうかと考えています。
学校の先生に学校での関わりについてもお話していただきたいとも思っています。

2か月前を目途に募集案内をアップしますので、ご興味のある方はご参加ください。

松井学洋

過去のHSC勉強会
第6回~第10回

第1回~第5回