研究業績

研究テーマ

<HSCに関する研究>
心拍変動の解析からHighly Sensitive Childの自律神経機能の特徴を明らかにする研究を行っています。

<重症心身障害児に関する研究>
乳幼児期の重障児の睡眠・覚醒行動の発達過程や夜間の自律神経活動を調査しています。

<発達障害に関する研究>
乳幼児期に特徴的な模倣動作である「バイバイ」に注目し、ハイリスクな子ども達の模倣発達の特徴を研究しています。また、地域連携活動を通して、発達障害を持つ子どもとその家族のサポートシステムの構築を目指しています。


科学研究費補助金

基盤研究C
2024年度~2026年度
心拍変動からみたHighly Sensitive Childの自律神経機能の特徴

基盤研究C
2021年度~2023年度
脳性麻痺児の自律神経活動の概日リズムの特徴とその影響因子に関する研究

基盤研究C
2018年度~2022年度
心拍変動からみた重症心身障害児の自律神経機能の発達に関する研究

若手研究B
2015年度~2017年度
重症心身障害児の睡眠・覚醒行動の発達とその影響因子に関する研究

若手研究B
2011年度~2012年度
重症心身障害児における睡眠障害と自律神経活動評価に関する研究

若手スタートアップ
2009年度~2010年度
重症心身障害児の睡眠時における自律神経活動評価と突然死の予防に関する研究


研究業績

<学術論文>
松井学洋. 幼稚園児の睡眠習慣と身体活動量の関連性. 教育学論究第11号 125~127, 2019.

松井学洋. 幼稚園教育要領改訂に伴う領域「健康」に関する専門的事項の授業内容の検討について. 教育学論究第11号 119~123, 2019.

松井学洋. 歩数と身体活動量からみた幼稚園児の運動習慣の特徴. 教育学論究第10号 137~141, 2018.

Yasushi Nakai, Tetsuya Takiguchi, Gakuyo Matsui, Noriko Yamaoka, and Satoshi Takada. Detecting Abnormal Voice Prosody through Single-Word Utterances in Children with Autism Spectrum Disorders: Machine-Learning-Based Voice Analysis Versus Speech Therapists. Perceptual and Motor Skills 124(5) 961~973, 2017.

松井学洋, 野口知英代. 保育学生のネット依存傾向と乳幼児のスマートフォン使用に対する意識. 国際研究論叢 31巻 2号 227~236, 2018.

松井学洋, 岡田隆造, 黒川麻里. 小型活動量計を活用した子どもの睡眠習慣の評価. 国際研究論叢 31巻 2号 219~225, 2018.

松井学洋, 木原健二. 夜間に医療的ケアを必要とする在宅療養児者の母親の睡眠時自律神経活動の特徴. 重症心身障害学会雑誌 42巻 3号 367~374, 2017.

松井学洋, 中井靖, 高田哲. 微細運動と言語能力の発達からみた模倣動作「バイバイ」. 小児保健研究 76巻 6号 601~607, 2017.

松井学洋,中井靖,高田哲.重症心身障害児の睡眠時自律神経活動の特徴.脳と発達 49巻4号 260-266, 2017.

松井学洋,高田哲.心拍変動からみた重症心身障害児(者)の夜間自律神経活動の特徴.小児保健研究.Vol.74 No.1 115-120, 2015.

Matsui G, Ohtoshi T, Takada S. Imitation of “bye-bye” in very low birthweight infants. Pediatric International. Pediatric International. Vol.55No.6 561-565, 2014.

松井学洋,高田哲.重症心身障害児の睡眠状況と医療的ケアが母親の介護負担感に与える影響.小児保健研究.Vol.72 No.4 508-513,2013.

松井学洋,小野ツルコ,菅野夏子,藤井可苗.まちの保健室に来室した高年齢者の日常生活習慣と身体組成の特徴と関連性.日本地域看護学会誌.Vol.15 No.1 126-131, 2007.

松井学洋,高田哲.脊髄性筋萎縮症Ⅰ型の子ども達の学校生活.小児保健研究.Vol.66 No.3 448-455, 2007.

松井学洋,下垣佳代子,高田哲.赤ちゃんの「バイバイ」はいつからどのようにするのか.小児科47(13)2043-2048, 2006.

松井学洋,高田哲.極低出生体重児の動作模倣 「バイバイ」の発達について.チャイルドヘルス9(1)52‐55, 2006.


<学会発表>
【国外】
Gakuyo Matsui, Satoshi Takada. Comparison of autonomic nerve activities during sleep between children with severe motor and intellectual disabilities and typically developing children The 12th International Seminar on Disaster, 2016.

Gakuyo Matsui, Seiko Kamitsubo, Mieko Daigo, Miyuki Yamaguchi. Characteristicsof the sleep quality and autonomic nerve activity while family caregiversprovide medical care at home in the night. The 9th International Conferenceof the Global Network of WHO Collaborating
Centres for Nursing and Midwifery.2012.

Gakuyo Matsui, Shima Nakatsuka, Kenji Kihara, Satoshi Takad. Characteristicsof the sleep quality and autonomic nerve activity during sleep in severephysically handicapped children/person receiving medical care. 12th InternationalChild Neurology Congress. 2012.

Matsui Gakuyo, Ono Tsuruko, Sugano Natsuko, Fujii Kae.Relationship betweenthe body composition assessment, fear of falling and lifestyles in communityliving older persons who visited “Town health care room” in Ako city. 2ndJapan China Korea Nursing Conference. 2010.

Matsui G, Shimogaki K, Takada S. When and how young children start to imitatethe gesture of Bye-Bye? 1st Congress of Asian Society for Pediatric Research.2005.

【国内】
松井学洋、中井靖、高田哲.知的障害児の動作模倣バイバイの特徴.第67回小児保健学会.2020年11月

松井学洋.自閉スペクトラム症における動作模倣バイバイの特徴.2019年度教育学研究学会.2020年3月

松井学洋, 中井靖, 高田哲. 微細運動と言語能力の発達からみた模倣動作「バイバイ」. 第121回日本小児科学会, 2018.

松井学洋, 光本諭史, 野口知英代, 山内稔, 久保田健一郎, 渡邊詩子, 布施仁, 渡邉大介, 角地佳子, 實野みどり, 朝倉洋, 小倉幸雄, 岡田隆造. 地域の子育て支援を主体とした教育の質向上に関する幼児保育学科の取り組み② ―学生と教員の協働による子育て支援連携事業「わくわくランド」の開催―. 2017 OIU・OIC FDポスターセッション, 2017

松井学洋, 光本諭史, 野口知英代, 山内稔, 久保田健一郎, 渡邊詩子, 布施仁, 渡邉大介, 角地佳子, 實野みどり, 朝倉洋, 小倉幸雄, 岡田隆造. 地域の子育て支援を主体とした教育の質向上に関する幼児保育学科の取り組み① ―併設認定こども園との連携による保育参加プログラムの実施―. 2017 OIU・OIC FDポスターセッション, 2017

松井学洋. 神戸アンパンマンこどもミュージアムにおけるアクティブラーニングの実践と学習効果の検討. 2016 OIU・OIC FDポスターセッション, 2016

中井靖、滝口哲也、藤堂賀代、松井学洋、高田哲.音声解析を用いた自閉スペクトラム症の単調なイントネーションの特徴.第118回日本小児科学会.平成27年4月

松井学洋、中井靖、高田哲.重症心身障害児の睡眠状況と睡眠時における自律神経活動の特徴.第61回小児保健学会.平成26年6月

松井学洋、木原健二、高田哲医療的ケアを必要とする重症心身障害児の夜間の自律神経活動と睡眠状況の特徴.第54回小児神経学会.平成24年5月

木原健二、松井学洋、高田哲.在宅重症心身障害児・者の介護者における介護負担感に影響を及ぼす因子の検討‐Zarit 介護負担尺度日本語版(J-ZBI)を用いた検討‐.第54回小児神経学会.平成24年5月

中井靖、滝口哲也、松井学洋、石岡由紀、高田哲.言語の質的側面からの自閉症児と定型発達児の識別-識別器と言語聴覚士の比較-.第115回小児科学会.平成24年4月

松井学洋、木原健二、高田哲.夜間に医療的ケアを必要とする重症心身障害児の睡眠状況の特徴.第58回小児保健学会.平成23年9月

松井学洋、木原健二、高田哲.医療的ケアが重症心身障害児の睡眠時の自律神経活動に与える影響.第58回小児保健学会.平成23年9月

松井学洋、木原健二、高田哲.重症心身障害児への医療的ケアが母親の介護負担感に与える影響.第58回小児保健学会.平成23年9月

松井学洋、中井靖、高田哲.地域で行う就学期の発達障害児とその家族のためのフォローアップ教室.第114回小児科学会.平成23年8月

松井学洋、中井靖、江口亮太、津島廣美、高田哲.就学前の発達障害児を対象とする発達支援教室に参加した保護者の育児姿勢の変化と行政・支援機関へのニーズについて.第56回小児保健学会.平成21年10月

高田哲、小寺澤敬子、松田宣子、石岡由紀、佐藤眞子、松井学洋、山本暁生、山口志麻.保健師・保育士による発達障害児への早期発見・対応システムの開発.第112回日本小児科学会.平成21年4月

山本暁生、松井学洋、 高田哲.健常幼児・学童の平衡機能の発達に関する定量的考察.第112回日本小児科学会.平成21年4月

石岡由紀、松田宣子、松井学洋、山本暁生、高田哲.1歳6ヶ月~2歳児の行動観察のためのDVDの作成.第55回日本小児保健学会.平成20年9月

山本暁生、松井学洋、石岡由紀、中井靖、高田哲.地域で行う発達支援教室の普遍化に向けての取り組み -第1報-.第55回日本小児保健学会.平成20年9月

松井学洋、山本暁生、石岡由紀、中井靖、高田哲.地域で行う発達支援教室の普遍化に向けての取り組み -第2報-.第55回日本小児保健学会.平成20年9月

高田哲、松田宣子、松井学洋、山本暁生、Sunartini Hapsara.ジャワ島中部地震の被災地における障害児地域支援プログラム.第50回日本小児神経学会.平成20年5月

石岡由紀、山本暁生、松井学洋、高田哲.保育所における発達障害児の実態に関する研究.第50回日本小児神経学会.平成20年5月

安積陽子、松井学洋、高田哲.修正12カ月前後の早期産児の夜間睡眠の特徴.第50回日本小児神経学会.平成20年5月

松井学洋、山本暁生、安積陽子、高田哲.極低出生体重児における内向きバイバイの出現頻度と言語発達.第50回日本小児神経学会.平成20年5月

山本暁生、松井学洋、高田哲.専門家と家族が共に学べる発達障害児とその親のための支援教室-第1報-.第111回日本小児科学会.平成20年4月

松井学洋、山本暁生、石岡由紀、宮内環、高田哲.専門家と家族が共に学べる発達障害児とその親のための支援教室‐第2報-.第111回日本小児科学会.平成20年4月

松井学洋、山本暁生、高田哲.極低出生体重児における内向きバイバイの出現頻度と言語発達.第21回近畿小児科学会.平成20年3月

松岡綾子、足立昌夫、松井学洋.重症心身障害児・者をもつ母親の性格傾向について 東大式エゴグラムを用いての検討.第31回日本重症心身障害学会.平成17年9月

松井学洋、下垣佳代子、高田哲.赤ちゃんはいつから、どのようにバイバイするか?‐内向きバイバイの出現頻度及び言語発達との関連性.第47回日本小児神経学会.平成17年5月

下垣佳代子、松井学洋、矢橋良嗣、田中由起子、三宅潤、高田哲.赤ちゃんはいつから、どのようにバイバイするか.第108回日本小児科学会.平成17年4月

松井学洋、中富利香、高田哲.極低出生体重児の動作模倣「バイバイ」の発達.第49回日本未熟児新生児学会.平成16年12月

松井学洋、高田哲.模倣動作「バイバイ」の発達について.第51回小児保健学会.平成16年10月

松井学洋、新谷敦子、高田哲.脊髄性筋萎縮症Ⅰ型の子ども達の学校生活.第46回日本小児神経学会.平成16年7月

松井学洋、高田哲.脊髄性筋萎縮症I型の子どもたちと学校生活-第1報-.第17回近畿小児科学会.平成16年3月

松井学洋、高田哲.脊髄性筋萎縮症I型の子どもたちと学校生活-第2報-.第17回近畿小児科学会.平成16年3月

新谷敦子、高田哲、松井学洋、鍋谷まこと.児童期における注意能力の発達と男女差の検討 注意持続処理課題(CPT)の集団検査の結果から.第45回日本小児神経学会.平成15年5月


<シンポジウム>>
地域で行う家族支援教室の紹介. 神戸大学地域連携活動発表会. 2009.

特別支援学校における看護師配置の取り組みと課題. 医療的ケア実践セミナー2008 in KYOTO. 2008.

発達支援モデル教室「すまいるぽっとらっく」の紹介. 神戸大学医学部保健学科 第3回地域連携シンポジウム. 2008

<記念講演>
子どもの食べる力を育てよう!~乳幼児の食行動の発達と援助~. 第11回日本食育学術会議, 2016.


<公開講座>
地域で行う家族を含めた気になる子どもへの支援.京都女子大学こころの相談室主催「この指とまれ!」 2022

発達の気になる子どもの不器用さへの支援.関西学院子どもセンター.2022


<講習会・研修会講師>

加古川小児科医会学術講演会講師.「発達過程にみられる過敏な子どもの理解と支援」2023

小野発達障がい学習会講師.「発達性協調運動障害への理解」2023

宝塚市特別支援教育研修会講師.「不器用な子どもと家族への支援」2023

神戸市市民後見人候補者養成研修講師.「知的障害の理解と支援」2022

播磨町教育委員会 教職員研修会講師.「自己肯定感を高める関わり~HSCなどの個に応じた理解~」2022

たつの市幼保こども園交流研修会講師.「保健計画の作成と活用」「血液媒介感染」2022

西宮市地域型保育事業基礎研修講師.「小児保健ⅠⅡ」2020~ 伊丹市保育士キャリアアップ研修 講師.「保健衛生・安全対策」「保護者支援・子育て支援」「食育・アレルギー対応」2020~

西宮市地域型保育事業現任研修講師.「感染症対策等のリスクマネジメント」2020.

門真市子育て支援員研修事業 講師. 「乳幼児の食と 栄養」「小児保健Ⅰ」「小児保健Ⅱ」2018.

守口市子育て支援員研修事業 講師. 「乳幼児の食と 栄養」「小児保健Ⅰ」「小児保健Ⅱ」2017~2018.

大阪国際大和田幼稚園職員研修会 講師. 「乳児の事故の特徴と保育所での安全管理」 2016.

姫路市幼稚園臨時教員研修 講師.「特別な支援を要する幼児にかかる家庭への支援」 2016.

家族を含めた発達障害児への支援.発達支援教室「なだぽっとらっく」講習会.平成27年6月

思春期の発達障害児への支援.発達支援教室「すまいるぽっとらっく」講習会.平成26年6月

NPO法人拓人こうべ主催「知的障害者移動支援従業者陽性研修」講師.平成19 年~平成27年

NPO法人拓人こうべ主催「重度訪問介護従事者養成研修」の講師.平成19年~平成25年

肢体不自由養護学校における医療的ケアに対する看護師の役割.神戸障害児保育教育実践研究会主催「第2回重症児者・病弱児の明日を考える研究集会」.平成21年7月

乳幼児期の模倣と遊びの発達.加古川健康福祉事務所主際催「低出生体重児等育児サポート事業交流会」.平成19年12月


<報告書>
松井学洋, 古田雄一. 平成28年度大阪国際大学短期大学部 FD活動報告書. 2017

片田範子、三宅一代、菅野由美子、本田真也、松井学洋、太田真由美、杉村篤士.「小児専門まちの保健室」 子ども・家族の参加型生活サポート講座出張まちの保健室‐子どもと家族のリラクセーション講座‐.兵庫県立大学地域ケア開発研究所研究活動報告集32-33.平成24年3月

高田哲、松井学洋、山根弘子、山本暁生.家族教育と専門職教育を同時に行う発達支援モデル教室の運営.厚生労働科学研究費補助金子ども家庭総合研究 平成17~19年度総合研究報告書(高田班)19-43.平成20年3月

高田哲、松井学洋、山本暁生.家族教育と専門職教育を同時に行う発達支援モデル教室の運営.厚生労働科学研究費補助金子ども家庭総合研究 平成19年度総括・分担研究報告書(高田班)35-42.平成20年3月

高田哲、松井学洋.乳幼児期における模倣動作「バイバイ」の発達に関する研究.厚生労働科学研究費補助金子ども家庭総合研究 平成17年度総括・分担研究報告書(高田班)9-18.平成18年3月