活動報告

学会発表・講演・ゼミ活動など

2025年4月 新年度のご挨拶
2025年度が始まりました。
今年は研究を頑張らないといけないと考えています。
1年間よろしくお願いいたします。


2025年3月 第1回松井ゼミオーストラリア海外研修
3月に第1回目となる松井ゼミオーストラリア海外研修を実施しました。
今回はゼミ生6名とシドニーに行ってきました。

私のゼミは教育、研究、地域貢献、国際交流の4つを基本的な柱としています。
これまで国際交流だけ十分な機会を学生に提供できていないと感じていました。
幸いシドニーの幼稚園Konomi Kindergarten InternationalMacquarie Universityとつながりがあり、ゼミで海外研修の機会をつくることがでました。


ゼミでの海外研修の目的の一つ目はシドニーの幼稚園の保育に参加し、個性を尊重する保育や人権教育といった海外の幼児教育・保育の理念を体験的に学ぶことです。

二つ目は現地の大学で同じ立場の学生と交流し、学生生活、教育環境の違いを話し合い、多文化共生社会の在り方を学ぶことです。

海外の人と文化に触れることで、世界の中での日本、世界の中での自分に気付くことができます。

そして、幼児期の教育がその国の社会や文化にどのような影響を与えているかを考え、日本と海外それぞれの利点と課題を体験的に理解した上で、新しい保育、新しい幼児教育、新しい子育て支援を自分で作り出せる人材が育成できればいいなと考えています。

Konomi Kindergarten Internationalでは3日間、実際にクラスに入って保育に参加させてもらいました。


年少、年中、年長クラスを順番に回り、子どものやりたい気持ちや子どもの主体性を尊重する保育を学びました。
そもそも、みんなで同じことを一緒にするという概念が日本と異なっており、集団遊びの際にやりたい気持ちがなければ「No」と言っても良い文化があります。
そして、先生は子どもの「No」を受け入れてくれます。
自分の気持ちを素直に表現できたことを褒めてくれます。
そして、別の遊びがしたければ、その選択を尊重してくれます。

みんなと同じことを一緒にやる経験で得られる達成感や共感はとても大切です。その点で日本人は協調性や社会性が優れている文化と言えます。

ただ、日本では「やりたくない」「別の遊びをしたい」と訴える子どもに対して、集団活動にどう参加させるか、どう工夫して参加を促すかに重点を置く場合が多いと思います。

日本は子どもの気持ちを受け入れる能力は大変優れていますが、子どもの「やりたくない」気持ちを本当の意味で尊重しているのか、そういったことを学生は考察していました。

Macquarie Universityでは、日本語を学ぶ学生達と交流しました。


グループに別れ、日本の伝統的な遊びである「折紙」をしながらゼミ生は英語で、MQUの学生は日本語でお互いのバックグランドや勉強していること、将来の夢などを話し合いました。


MQUの学生は日本の大学と違って本当に多様です。年齢だけで見ても、40代や60代の学生がいます。
出身地も人種も多様です。
みんな違っているのが当たり前なのです。

学生達はすぐに打ち解けて友達になっていて、若いっていいなあと思いました。
場所と機会さえあれば学生同士で交流は進みますね。

ゼミ生がボンダイビーチに行きたいと言うと、MQUの学生たちが案内をしてくれて、一緒に行ってくれました。



私は海外研修の機会を用意しただけですが、学生にとっては一生の思い出になったと思います。
何をするにしても準備は大変ですが、学生の知識や体験を学びとして吸収している姿やキラキラした目を見ると実施して良かったなと思えます。

今回の経験を今後に活かして欲しいと思います。



学生を受け入れてくださった先生方、学生の皆さんに心から感謝申し上げます。

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